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スペシャル・ドン・キホーテ@アメリカン・バレエ・シアター(ABT)
1107ABT.jpg


アメリカン・バレエ・シアター(ABT)『スペシャル・ドン・キホーテ』
を観てきました。

今年の初めにチケットを取って、7月まで長いな~なんて思ってたんですが、
震災があって、日常でありながら非日常のような日々が過ぎていき、
あれよあれよという間にその日がやってきました。

今回はコレーラが来るというので、なんとしても魂席を笑。
ということで、いつもお世話になってるバレエマダムに懇願して、
(だって、会社員が10時きっかりにPCの前に張り付くなんてなかなか・・)
とにかく前から5列以内の席があったらお願いしまする~と。
そしたらなんと、2列目センターを取ってくださいました。
うう泣・・こんないい席生まれて初めてですっっ
(あ、高校の時に同級生にアルフィーのファンがいて、その子が松戸市民会館の一列目を
全席占拠したので、便乗したことがあったわ笑)

で、もちろんお目当てはコレーラなんですが、
シムキンも一度はこの目で観ておかなくてはと思ってたので、
幕ごとにダンサーが変わるスペシャルを選びました。

アメリカン・バレエ・シアターは、
1999年『海賊』(ロス公演)DVDが初見なので、
今回のメンバーのうち1/3は、すでにその頃の踊りを観ています。
約10年後の彼らを生で観てどう感じるかも楽しみでした。

(鑑賞から時間経ってしまったので、覚えてるとこだけ↓)


パロマ・ヘレーラ (第1幕)
ホセ・マニュエル・カレーニョ(第1幕)


ヘレーラは、海賊で観た感じとそんなに変わらない・・かな。
甲がすんごく出てて足が強そう、というのも同じ。
ピルエットの時の上半身(腕の持っていきかた)があまり好きじゃないのも同じ笑。

ホセ・カレーニョは今期で引退のダンサーです。
初見だけど、ドン・キは彼の得意とする作品のようなので期待してました。
ラテン系のちょっと女たらし的な顔だちなので、そういう感じのバジルになるのかな笑
と思ったら、意外に繊細に丁寧に踊る人だったのでびっくりしました。
オペラグラスでドアップの顔を見たら、笑った時の目がとっても優しいのも
へえええ。。と思いましたです。
兵庫でのラストステージは、目が肥えてるバレエファンの方々が絶賛されていたし、
見た目の印象と違って、ノーブルな踊りをするダンサーなんだろうな。

第1幕はたぶん主役2人が一番たくさん踊るパートなんだと思うけど、
それでも物足りない。。もう少し観たかった!


シオマラ・レイエス(第2幕)
アンヘル・コレーラ(第2幕)


2幕は、私が大好きな「ロマの野営地」があるので楽しみ~~^^^^
と思ったら、

へ??ないの?なんで??

めちゃめちゃびっくりしました笑。
カットされたのかしら、うそ、2幕この場面観なかったらどこ観るのよ?!
ただでさえ主役2人のパートが少ないのに!ひええ
いかんっ。
心を落ち着けて、コレーラを観なくては!

コレーラ、10年前と比べてちょっと・・貫禄ついたですかね汗。
あの時は、奴隷の役だったしほんとに絞り抜いたシャープな体だったもんなあ。
でも体の中からパワーをみなぎらせる情熱的な踊りは変わってなかった。
コレーラの踊りを観ると、自分の熱い部分がとても刺激される。
ざわざわっと総毛立つ感じ・・

そういう意味では
ルグリ様もそうなんだけど、ルグリの場合はどちらかというと喜びとか幸福感が
ひたひたと押し寄せてくる感じ・・
まあ作品の役にもよるんでしょうけど。不思議です。
好きなダンサーでも個性によって訴えてくるものが違うんですね。

そしてシオマラ・レイエス。いいっ!
小柄なんだけど、存在感すごいし
(踊りに個性があって、さらにそれを伝える能力もあるってことよね)
愛嬌のある顔もキュートで、私はこういう雰囲気の人好き♪
なのにあまり子供っぽくもならず、ちゃんと実存している女の人(キトリ)に見えました。
踊りもきっちり止まるところはピタっと止まるし、雑じゃないし、綺麗です。
なのに、小柄だからか、バジルの腕に体ごと飛び込んでいくシーンでは、
バジルが取り損ねたら、客席まで飛んでいくんじゃないかというほどのパワー笑。
あとで、いったい歳いくつ?と調べたら30後半・・おそるべしキューバ娘!

レイエスはダンサーとして奥行きが深そうなので、またどこかで観たいです。


加治屋 百合子  (第3幕)
ダニール・シムキン(第3幕)


やっと観れます、シムキン君♪

ここのパートも、主役が踊るのは計10分くらい?なものなので、
一挙手一動見逃すまい、と必死でしたー。

噂とおり、空中の滞空時間はめちゃ長いです・・
本人も分かっていて、ピルエットのあとはゆっくりためて降りてきたり。
男子の王道技、アントゥールナン(だっけ?)なんて前に進むというよりは、
ほどんど真上に跳んでましたね。
若いこともあって、身体能力にはただただ目を見張るばかりだけど、
でもそれだけじゃ、だから?ってことになりますわな。
なんで、シムキン君がいいのかというと、
プラス、しなやかさだったりエレガントさだったりなんでしょうね。
ダンサーは、まさにこの人の踊り!ってことがはっきり分かる個性がある人が好きです。
そういう意味でも、確かに目を惹くものを持ってると思いました。

でも同時に。
なにこれ?めっさ王子!根っから王子!(笑)じゃん。
その若さでこのこなれた立ち振る舞いって?
とか思って、心の中でかなり爆笑状態^^;

バレエ学校に行かなかったって話は有名ですが、
彼にバレエを教えたご両親はともにバレエの舞台人らしいので、
小さい頃から、舞台に立つとはどういうことか。をしっかり身につけてきたんでしょうね~。
ただ女性をリフトしたり、だとか、芸術家としての表現力はまだまだと思うので、
(今から完成されててもね、なんだし)
そのへんを今後楽しみにしておりますです。


加治屋さんは、まあ期待以上でも以下でもなく。
シムキンに合うパートナー、というと彼女になるのかなあ。
背丈とかもろもろ。。

(NHKプレミアムシアターでの全幕放送(7月23日公演)を録画していただいたので、
このペアはあたらめて、じっくりと、鑑賞します)


そして!
この時期の、この日本に!
ほとんど欠けることないメンバーで来てくださったABTのダンサーには本当に感謝です。
どうしても沈みがちになったり、ためいきついたりしてしまう中で、
こんなにも楽しく心ときめく舞台を観られる幸せ、しみじみ感じました。
バレエが大好きだと心から思います。

ありがとう。

アメリカン・バレエ・シアター(ABT)『スペシャル・ドン・キホーテ』
2011年7月22日(金) 18:30~21:00

原振付 : マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴールスキー
振付改訂 : ケヴィン・マッケンジー、スーザン・ジョーンズ
音楽 : ルードヴィヒ・ミンクス
編曲 : ジャック・エヴァリー
原作 : ミゲル・デ・セルバンテス
セット・衣裳 : サント・ロクァスト
照明 : ナターシャ・カッツ
指揮 : チャールズ・バーカー
管弦楽 : 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

ドン・キホーテ : ヴィクター・バービー
サンチョ・パンサ〔ドン・キホーテの従者〕 : アロン・スコット

キトリ :
パロマ・ヘレーラ (第1幕)
シオマラ・レイエス(第2幕)
加治屋 百合子  (第3幕)

バジル〔理髪師、キトリの恋人〕 :
ホセ・マニュエル・カレーニョ(第1幕)
アンヘル・コレーラ(第2幕)
ダニール・シムキン(第3幕)

ガマーシュ〔裕福な貴族〕 : クレイグ・サルステイン
ロレンツォ〔キトリの父〕 : アイザック・スタッパス
メルセデス〔踊り子〕 : ヴェロニカ・パールト
エスパーダ〔闘牛士) : コリー・スターンズ
花売り娘 : マリア・リチェット、ミスティ・コープランド
ジプシーのカップル : シモーン・メスマー、ジョセフ・フィリップス
森の精の女王 : ヴェロニカ・パールト
キューピッド : サラ・レイン
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ボリショイ・バレエ&マリインスキー・バレエ合同ガラ公演 2010
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今年のメインイベントのひとつ、
『ボリショイ・バレエ&マリインスキー・バレエ合同ガラ』に行ってきました。
(メイン・・といってもふたつだけですが^^;あとは来月のゲルギエフ♪♪)

東京文化会館といえば、昨年は大好きなロパートキナの白鳥で、
よりによって、舞台が見切れるという非常事態に見舞われてしまいましたが、
今年はなんと

前から3列目、しかもほぼセンター

という、昨年のリベンジどころかおつりがくるくらいの良い席でした(涙)。
これも、いつも良くしてもらってるバレエ仲間のマダムのおかげ。
自分の分はもう買ってあるのに、このお方は超いい席を見つけるとすかさずGETするツワモノで笑、
今回は一番先に、譲るわよ~~♪声をかけてくださいました。
(ここは見てないと思いますが)いつもありがとうございます。

で、これまでちょっと敬遠ぎみだったガラ・・
ロパートキナが出るのと、あと一度ザハロワを観てみたい。という理由で決めたので、
直前のザハロワ降板は、かな~り残念(ショック)でした。
こういう機会でもないとなかなか観れないのですが、なんか縁がない人っているのかもーとか。。
ま、おめでたでは仕方ないですね^^


<Aプログラム>
10月26日(火)
18:30 【上演時間約 3時間40分 (休憩含む)】~終演時間:22:10


≪第1部≫
《パ・ド・カトル》( 振付:ドーリン、音楽:プーニ)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ(ルシール・グラーン)
アンナ・ニクーリナ(カルロッタ・グリジ)
ガリーナ・ステパネンコ(ファニー・チェリート)
ウリヤーナ・ロパートキナ(マリー・タリオーニ)


『パ・ド・カトル』は、
本で読んだことがある・・バレエが生まれた初期の頃の作品。多分あれですね。
それが長い時を超えて、現代のスーパーバレリーナ達が踊るってだけで鳥肌もの。
(あの頃と比べたらほんとスーパーなんだろうな~。より細くより超人的なテクニックがもてはやされ・・)
絵画の中から抜け出て、最後またもとに戻る。みたいな流れだったから、
この絵があるんだろうな。また本を読み直してみよう。


《眠れる森の美女》 第3幕のパ・ド・ドゥ 
(振付:プティパ、音楽:チャイコフスキー)
アリーナ・ソーモワ / レオニード・サラファーノフ


この二人の眠りは、昨年も観てるんですねー。
でも今年はこんなに近いっ笑!!(←しつこい)
ソーモワたんは、相変わらずアイドルっぽい小さな顔と長い手足で、
出てくると舞台が華やぐ雰囲気を持っているのだけど(必ず男性からブラボーと声がかかる笑)
私はなんかこう・・彼女の踊りって、雑な気がしてならない。
目に見えてどこってわけじゃないのだけど・・と思ってたら、
次の演目でそれが判明してしまいました笑。
あと昨年も思ったんだけどピルエットの時の首が赤ちゃんみたく、ぐらつき気味なのが気になる。
目も一定方向をピシっと見てないように感じるので、目が回らないのかな~。と余計な心配笑。

サラファーノフも二度目ですが、最初の印象と変わらず良かったです。
背もあまり高くなく細い分頭が大きく見えがちなんですが、
彼の場合、そんなアンバランスさを吹き飛ばすくらいの華とエレガントさがあって、
よくツンとしたおすまし顔をするのですが、それが王子っぽくて素敵なんですよねー。
踊りも観ていて気持ちいいし、安定して上手い感じがします。
男性ダンサーはものすごく好き!って人はなかなかいない(ルグリ様くらい)のですが、
サラファーノフはお気に入りの一人。


《海賊》よりパ・ド・ドゥ 
(振付:チェクルィギン / チャブキアーニ、音楽:ドリゴ)
ナターリヤ・オーシポワ / イワン・ワシーリエフ


わたくし、海賊といえばアリ!!それもABTのアンヘル・コレーラのアリが大好きなんで、
ワシーリエフのアリはどんなものかと、楽しみにしておりました。
(てなわけで、ここでのオーシポワは印象に残らず。。すみません)

で、ワシーリエフのアリは、ちょっと笑っちゃうくらいすごかった笑!!
かなり体格がよろしいようで、上半身の厚みを横から見ただけでもすごくて、
ほんとに奴隷か笑?・・っていうのはおいといて、
めちゃめちゃ飛ぶんです、この方。あまりの高いジャンプに、会場からどよめきがおきてました。
(私も生でこういう人観たのは初めて)
確かに、おおお~~~と思うんだけど、コレーラのアリと比べると官能性はなかったので(鳥肌は立たず笑)。
体操的と言ったら極端だけど。
でも演目のある特定部分だけを演じるガラには、こういうおおお~~~が結構重要なんですね~。


《愛の伝説》よりモノローグとアダージョ 
(振付:グリゴローヴィチ、音楽:メーリコフ)
ヴィクトリア・テリョーシキナ / イーゴリ・コールプ


実はザハロワの次に一度観てみたかったのが、テリョーシキナ。
一人の女性の(苦悩する?)内面を描き出すような、コンテンポラリーっぽい難しい感じの静かな演目でしたが
なかなか良かったです。
初めて観るテリョーシキナは、折れそうに細いんだけどモデルさんのような均整の取れたスタイルと、
異常に体が柔らかそう。。という印象。以前は体操の選手だったとかで、納得。


《ジゼル》よりパ・ド・ドゥ
(振付:ペロー / プティパ、音楽:アダン)
スヴェトラーナ・ルンキナ / アレクサンドル・ヴォルチコフ


『ジゼル』はバレエをかじってる者としては、一度は全幕通しで観なくちゃいけない作品なのですが、、
これぞという機会がなく、いまだにちゃんと観たことがありません。

ルンキナは“ボリショイの妖精”と呼ばれているだけあって、
その色白ではかない雰囲気が、まさに白いジゼルにぴったりでした。
この一幕を観ただけで、『ジゼル』はやっぱり好きな作品だと思ったので、
最初誰のどの作品を観るか(このファーストインプレッションってかなり大事)
あらためてじっくり選定しなければと思いました。
(これって感想になってないですね汗)


≪第2部≫
《ナルシスへのレクイエム》 
(振付:スメカーロフ、音楽:マンセル)
ウラジーミル・シクリャローフ


これも一人の男性の(苦悩する?)内面を描き出すような作品。
ナルシスだから、鏡に映る自分自身との対話・対立でしょうかね。
クラシックの人って、きっとこういう内面を表現するような踊りって難しいんだろうなと思うけど、
とっても頑張ってて(頑張るって変だけど笑)好感が持てました。


《ライモンダ》よりパ・ド・ドゥ
(振付:プティパ / グリゴローヴィチ、音楽:グラズノーフ)
ガリーナ・ステパネンコ / アレクサンドル・ヴォルチコフ


この方がザハロワ姐さんにの代わりに呼ばれたステパネンコ姐さんですか~。。
確かに姐さんです笑。
(『ライモンダ』を観た事がなく、振りもなぜかあまり印象に残ってない??
たぶん、ほ~この方が~~って全然別のこと考えてた気がする笑)


《別れ》( 振付:スメカーロフ、音楽:パウエル)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ / アレクサンドル・セルゲーエフ


オブラスツォーワって、お嫁さんにしたい女優ナンバー1とかに選ばれそうな・・
綺麗で可愛いけど毒のないどちらかというと庶民的なタイプに見えてしまうのだけど、
こういう詩的な作品もこなせてしまうのですねー。
しかもつま先とかの細部も常に美しいし崩れないし、観ていて本当に安心笑。
ロパートキナのようなカリスマ的芸術性ではないんだけど、中堅でこういう外さない上手さの人が
いてくれるというのは、なんかすごい貴重だと思った。


《タリスマン》よりパ・ド・ドゥ
(振付:プティパ / グーセフ、音楽:ドリゴ)
アンナ・ニクーリナ / ミハイル・ロブーヒン


ニクーリナは、小柄でこれまた可愛らしい・・コジョカルに似たタイプかなとも思うけど、
うーんちょっと違うか。
どんな踊りだったかよく覚えてないんだけど汗、
ニクーリナいいじゃん!と思って観てたら、最後になんかで崩れたのでやっぱまだ若いんだなーと思った。
(こういうちょっとしたことはすぐ書かないと忘れていきます・・^^;)


《タランテラ》 (振付:バランシン、音楽:ガチョーク / ケイ)
ヴィクトリア・テリョーシキナ / レオニード・サラファーノフ


ガラって、物語に沿って盛り上がるとかじゃなくて、
いきなりその世界に飛び込まなきゃいけないからダンサーも大変。
特にこういうノリノリなうえ、冷静に観ると技術が必要そうな作品はさらに大変そう笑。
でもそこは、さすがマリインスキーの華。
二人とも観客をちゃんと自分のほうに引き寄せてくる力があるんですね。
(自信といってもいいのかな)
バレエの舞台で振りに合わせて手拍子が起きるなんてこと、初めて体験しました笑。
ガラらしく、お祭りっぽくて良かった。


≪第3部≫
《黄昏のヴェニス》
(振付:ヴィスクベンコ、音楽:ニンファ、フレーム、ヘーフェルフィンガー)
スヴェトラーナ・ルンキナ / アンドレイ・メルクーリエフ


ルンキナは「ジゼル」に続いてここでも憂いのある風情を醸し出していました。
メルクーリエフは、前評判がよいので楽しみにしてましたが、
以前の彼を知らないので、よく分からなかった笑。
同じダンサーを見続けていると(若い時はなおさら)ぐーんと良くなるときがあったりして、
きっとそういう場面に立ち会えたらすごく嬉しいんじゃないかと思うけど、
(もしかしたら)メルクーリエフもそんな感じなのかな。


《チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ》 
(振付:バランシン、音楽:チャイコフスキー)
アリーナ・ソーモワ / ウラジーミル・シクリャローフ


きゃ~~~ソーモワたんっ!
あなたはほんとうに・・・・ほんとうに

ピンクが似合うっっ笑 >_<

しかし。だけどですよ。

グラン・フェッテ・アン・トゥールナン(「白鳥の湖」オディールの32回転が有名)の足が・・
きちゃない。。>_<

目の錯覚かも思ったけど、なんか一瞬つま先がありゃりゃ?と思ったんで間違いないと思う。
ソーモワたんっ~~~あなたったらそんだけ可愛いのに!!泣。


《スパルタクス》よりデュエット 
(振付:グリゴローヴィチ、音楽:ハチャトゥリャン)
アンナ・ニクーリナ / ミハイル・ロブーヒン


ニクーリナは、さきほどの「タリスマン」よりこちらのほうが良かった(合ってた)。
2月に観た『マニュエル・ルグリの新しき世界』でのオレリーとフォーゲルが踊った
“男女が付きつ離れつしながら、くねくねくるくると螺旋を描くような振り”に似ていた。
(ほんと例えが狭くてお恥ずかしい笑。 バレエ鑑賞においてまだまだ引き出しがなさすぎで・・)
ようするに、コンテンポラリーぽいやつ。。


《シンデレラ》よりデュエット 
(振付:ラトマンスキー、音楽:プロコフィエフ)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ / アレクサンドル・セルゲーエフ


オブラスツォーワ、素晴らしい!!
いやーこの方、いろんな面があって、それもそれぞれ魅せてくれて、
今回の目から鱗はオブラスツォーワかも。


《カルメン組曲》より
(振付:アロンソ、音楽:ビゼー / シチェドリン)
ガリーナ・ステパネンコ / アンドレイ・メルクーリエフ


すごい濃いお二人。メルクーリエフってこっち系にいくのかな笑。。

ステパネンコは、一見ほんとにプリンシパル?!とか思ってしまったのだけど、
確かに、表現力がすごいのかいつのまにか引き込まれてしまう。
元々カルメンという女性に近い雰囲気があるからかもしれないけど。
最後カーテンコールでも、バレリーナっぽいレヴェランス(お辞儀)をするわけでもなく、
わりと普通にペコリとしていたところなんかも、目が釘付けになったし笑。
そうか、ある程度までいくとその先は超個性がものを言うのかもしれないなー。。


《ジュエルズ》より〈ダイヤモンド〉のパ・ド・ドゥ
(振付:バランシン、音楽:チャイコフスキー)
ウリヤーナ・ロパートキナ / イーゴリ・コールプ


今回一番息を呑んだ、というより息するのを数分忘れてました笑。

ロパートキナが舞台に表れた瞬間空気がすっと変わり、会場が一瞬にしてピーンとなるのを感じました。
女王の風格。
どこをどう切り取っても、美しくないところがない。
その手が足が空間を舞うたびに、空気がどんどん密に、そして研ぎ澄まされていく感じ。
完璧なんだけど、これみよがしなところがない・・
ロパートキナのバレエ哲学(謙虚にストイックにバレエへの愛情を持ち続けているようなところ)
というようなものが溢れていて、これをこんな真近で・・観れただけでもう・・千金の価値がありました。
回転など派手なパは一切なかったけど、かえって一挙手一動が頭にしっかり刻まれたので、
Bプロの眼鏡かけた3枚目ロパートキナも捨てがたかったけど笑、Aプロにしてよかった。


《ドン・キホーテ》よりパ・ド・ドゥ 
(振付:プティパ / ゴールスキー、音楽:ミンクス)
ナターリヤ・オーシポワ / イワン・ワシーリエフ


ラスト。ロパートキナの後は辛いだろうなーと思ったけど、なんのなんの笑。
ワシーリエフは、「海賊」で湧かせた雰囲気そのままもう一丁!とばかり、
飛ぶ、回る、そして飛ぶっ~~笑。
で、よくよく見たら、この方の筋肉の付き方、
マリインスキーの技巧派アンドレイ・イワーノフにそっくり!!
(DVDになっているロパートキナの『白鳥の湖』の道化役)
そう、あまりいい良い言い方じゃないけど、肉体労働者風のがっちりとしたムキムキっな筋肉。
太腿が特にすごい・・
バレエではしなやかで細い(でも強靭な)筋肉が良しとされてますが、
こういう肉体労働者風な人のほうが、やっぱりめちゃめちゃ軸が強いと思うんですよ。
実際、いくらでも回っていられそうだし。
だから、王子キャラじゃない場合は、これもおおいに有り!!と私は思いますです。
(ボリショイのソリスト、岩田さんなども同じタイプですよね)

で、対するオーシポワも、負けてません。
この方もピルエットがむちゃくちゃ安定していて綺麗です。(ソーモワたんっ~頑張れ笑)
親しみやすい顔立ちでキュートだし、若いし、注目株の筆頭かもしれませんねー。

でもって『ドン・キホーテ』も大好きな作品なので、
(踊りのバリエーションがすごく多いので、主役は大変だけど観る方は見応えがあってすごく楽しい。
全体的に明るくて音楽も良いので、作品として広く人気があるのもうなずげます)
最後、明るい大技のオンパレードでの締めくくりは、何度も言うようだけどガラらしくて、
打ち上げ花火みたいでとっても良かったです。
カーテンコールでは、天井から金色の花吹雪が大量に降ってきました♪

今まで、ガラは散漫になりそうで敬遠ぎみだったけど、
全幕には全幕ものの良さが、
そして、ガラも色んな作品とダンサーが一度に観れて(たとえ分らなくても雰囲気はつかめる)
いいものだなと思いました。
ダンサー達も、どこか(手を抜くということでなく)楽しんじゃお~みたいな雰囲気もあって、
そこも気に入った要因のひとつ。

同じロシアでも、ボリショイとマリインスキーの違いもよく出てたし、楽しかった。
隣のおばちゃん二人組も観てるうちにちょっと違いがわかってきたらしく、
派手に魅せるダンサーは(踊り終わると、後のスクリーンにボリショイorマリインスキーのロゴが出る)
『ほら(この人は)やっぱりボリショイよ。ね、ね。』とか、
『はー、マリインスキーは違うわ~(ためいきぽい感じで笑)』
みたいなことをひそひそと囁き合っておりました笑。


今年の一大バレエイベントは、大満足^^にて終了です。


バレエの神髄@文京シビックホール
1007_ballet02.jpg


東京公演初日に行ってまいりました。

チケットを取った時点では、まさか吉田都さんがこの直前に引退されるとは全く思ってもみなかったけど、
結果そういうことになってしまいました。
ボリショイバレエ団ソリストとして大活躍されている岩田さん、
ロシア・バレエの帝王といわれ、普通のスターダンサーともまた違う立ち位置におられるルジマトフ。(大御所か)
このお二人も一度生で観たかったので、お目当ての都さんに加え、観たいダンサー出演という、
またとないチャンスの舞台です。




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