
新橋からぷらぷら歩いて、銀座方面へ。ふとピエールマルコリーニに寄ってみようかと思い立つ。
あー並んでる並んでる・・。先日のバレンタインデー当日もふと行ってみようかという気になったが、やっぱり止めておいて正解だったんだろうな。

アイスクリームテイクアウトの列だけは空いていて一番後ろについたとたんに入れた、ラッキー。
迷ったけど、キャラメルチョコチップにしてみる。
たまたまちょっと大きめなチョコチップが入っていたのでよーく味わってみる。ビターだ・・。
でも奇をてらわずに、チョコレートのアイスにしておけばよかった気もした。
シングル630円なり。・・うーん。
アイスを食べて三越へ向かう。
お目当ての7階まで上がり店内地図を確認するが、ギャラリーがない。
はて?もう一度チラシを確認。あーー、銀座じゃなくて日本橋だったか!!
普段三越などというお上品そうなデパートは行き慣れてないので、三越と聞いたら=銀座という思考回路になっているのかも。
いや、でも最近ボケボケなのは確かだ。(元々だといわれそうだが)
店員さんに「新館はどこですか」と聞かなかっただけでもよしとしよう。
キャパ展最終日。
予想していたよりも、ずっと混雑していた。芋あらい状態に近い。
キャパの有名なモノクロ写真は何度か観たことがあったが、今回はカラーの未公開写真が公開されるとあって、
注目度が高かったのだろうか。お客さんの中にはすごいお年を召した方もかなりいた。
まず最初に思ったのは、キャパの写真はすごくスタイリッシュ!
特にカラー写真を観てそう思った。色もそうだし、構図も。
スタイリッシュなんだけど、温かい。という点が最大の魅力だ。
基本的に人間がとても好きだった人なのだろう。と思った。
キャパが目線の先に捉えた人々。
攻撃に行く前のちょっとした時間に立ち話をする男達、お茶を飲んでしばしくつろぐ様子など、人間が本来持っている屈託なさとか明るさを瞬時につかんでいて、写真を前にこちらの心も自然と動く。
キャパの目線はいつ何処にいても優しく人に向けられていて、ふふっ。とこちらの笑みを誘う写真もあった。
語らなくても写真がそれを物語ってる。ここまでくると写真の力ってすごいんだなーと思う。
今生きていたら、どんな写真を撮ったのだろう。
おこがましいけど、少しでもキャパの目線のような写真を撮ってみたい。なんて思った今日の午後でした。
*行くきっかけを下さったrさん、有難うございました。