ワインとパン
最近というか、半年くらい前からワイン飲みが再熱してしまいました。
きっかけは、ダイエット笑。
ビールは太る、けど食事の時のお酒はどうしてもやめられないので、
ワイン1、2杯のほうがマシだろうと(←かなり勝手な理論笑)
シフトしたはいいけど(もちろんビールもたまに飲み)元々好きなんで、だんだんエスカレートして
気付いたら週1本ペース・・1、2杯じゃすまない日も多々・・大汗。
もちろん外食した時は思い切り飲みますけど、家飲み、しかも一人でってどうよ・・(酒代もかさむし)
だけど。やっぱりワインが一番。

もう遥か昔(笑)第1次ワインブームの頃に、ワインメーカー大手M社さんと密にお仕事させていただいていて、
それはもう一級シャトーワインから、脚光を浴び始めたばかりの新世界ワインまで。
がむしゃらに飲んでました。若かったし笑!
でもちゃんと味わって飲んでたかというと、、そうでもなかった気がします。

ペトリュスとラ・フルールの間の小さな畑から作られる『シャトー・ラ・フルール・ペトリュス』
ここの80年代前半のワインをいただいたことがあるのですが、
これくらいですか、感動でその時のシチュエーションまではっきり覚えているワインは。
抜栓してすぐはさほどでもなかったのに、グラスに注いで30分もすると、
本当に結婚式のお色直しじゃないけど、全く違う衣装をまとってました。
メルロー特有の、滑らかでとがったところがひとつもない、華やかで高貴で複雑な香り。。
あの時何故人がワインに魅了されるのかが少し分かった気がしたし、
(だって、単純に言ってしまうとたかだかブドウの酒に、ありったけの情熱を(お金と薀蓄も?笑)
かけられるってすごいですよねー)
以来一番好きな産地はポムロール、品種はメルローです笑。
(生産数が少ないので、安ワインはほぼないしなかなか飲めないですけどね・・)
でもこういう強烈な味と香りの記憶というのはとっても大事。
素晴らしいワインは、一生に何度かしか飲む機会がないかもしれないけど、
だからこそ、自分のことだけでなく親しい仲間との特別な機会なんかには、ぜひいいワインで乾杯したいもの。
というかできたら幸せ。


で、デイリーに飲んでいるのは・・というと
価格も本当にデイリーなものばかりなり(汗)。。
まあ高くておいしいのは当たり前といえば当たり前なので、
いかに安くておいしいワインを探すか、というのも楽しいもんです。

wine01.jpgわたくし今まで色んな国のワインを飲んできましたが、実は割合からするとイタリアワインはほとんど飲んでませんでした。
というのも、フランスワインは安くてもそこそこ飲めるという安心感があるのに対して、イタリアのは、ほんとシャバシャバで飲めないくらいのものがあったりと(2、3度あった)良し悪しの差が激しいという気がする。
あとは自分にイマイチ知識がないこと、フランス同様イタリアも膨大な種類がありますから。。
そんな折り、ある会でこれまたワイン大好きな仲間yさんからこんな品種を教えていただきました。

『NERO D'AVOLA』
ネーロ・ダーヴォラというのは、シチリア特産のブドウなんだそうです。
(なんでシチリアワインには必ずこの品種が使われているか、あるいはブレンドされているようです)
メーカーによっても違いますが、大きな特徴として干しブドウのような香りがします。
酸化したワインも(よく言えば)そのような香りがすることがありますが、もちろん全く違います笑。




なんでイタリアワインに関しては、品種で選ぶことにしました。
あと気に入ってるのはモンテプルチアーノ・ダブルッツォとか。
キャンティに代表されるようなサンジョベーゼとかは軽すぎてやっぱりあまり好きでないかも。
最近飲んで面白かったのが、プリミティーヴォ。
ジンファンデルに似てるなーと思ったらほぼ同一品種みたいです。
しかし・・ブドウの品種、500以上はあるそうです。やっぱ多すぎ。。(覚えられん)



wine02.jpgwine03.jpgwine04.jpg

基本的に同じ価格だったらどうしてもフランスワインに手が伸びてしまいますが、たまには【中央】チリワインなども。
テラ・マターという、チリでもなかなか良いとされているワイナリーだそうで。
なんかえらくスゴイとの評判で、『アルタム・シラーズ』をつい買ってしまったのですが、
期待ほどめちゃくちゃおいしいという感じでもなかったかな。


wine05.jpgこちらもよく行く(ワインに力を入れてる)スーパーで絶賛されていてつい・・・
ワインって本当に飲んでみなければ分からないので、どうしても“驚異のコストパフォーマンス”とか“○○(←有名シャトーもの)にも劣らない!”なんて書かれてると、試してみたくて仕方がなくなりませんこと笑?(いいカモ笑)
これは確か無農薬・ノンフィルターで、ラベルにある牛の血のように濃いというので、それってどんだけ濃いんだ??と・・
シラーはさほど好きではないんだけど、開けたら紫ががった濃ゆいルビー色で、触れ込み通りなかなかおいしかった。産地はコート・デュ・ローヌ。






そして、
ご飯、パン、麺の中で圧倒的に麺派!!だった私が、
ワインばかり飲むようになってからは、パンを食べることが多くなりました。
というか朝・昼にパンっていうのは普通だったんですが、夜ごはんにパンを食べるようになった、という意味で。
そんなんでパンのおいしさに目覚めて(痩せる生活はどんどん遠ざかっていく・・)
あちこちで積極的にパンを買い求めております笑。
基本的には、あまり酸味がないタイプの天然酵母パンとか、ハード系が好きですが、
クロワッサンとか、バターたっぷりのパンも好き。(ワインにはイマイチ合わないけど)

先日ちょうど赤坂にて集まりがあったので、
その前に、気になっていたここのパンを調達。
『Le Boulanger Dominique SAIBRON』
(ル ブーランジェ ドミニク・サブロン)


pan01.jpg
pan03.jpg

すごく高級なのかと思ったら、えらく安いのもあって平均的にはバランスが取れてる感じ。
(今時コンビニパン以外で100円ちょっとで買えるパンってなかなかないですよね)
クロワッサンは、翌日の朝でも油まみれになってなくて(以前買った某Mのは、ものすごい油が染み出してた)
しつこすぎなくおいしい!
左上ブドウとカシューナッツのは、酵母(酸味)がきつめ。
下は、2度目に行った時買ったフィグ入りのパン
ライ麦が少々混合されているタイプで、ポピーシードのプチプチとフィグのねっとり感も合う。おいしい。
一緒に買った、チョコレート入りのクロワッサン(デニッシュ?)もすごくおいしかった。
もうちょっと検証してみないと分からないけど、やっぱりクロワッサン系がよい感じ。(パリだからか?)

【追記】
冷凍してあった(右上の)チョコチップ入りのパンを食べたら、やっぱりおいしい。
まずチョコレートがおいしいんだろうなー。(パリだからか?笑)ここチョコ系はマスト!!





pan02.jpgこれは大好きな、ベットラのフォカッチャ
前回のベットラ会エントリで、
なにげなく「売店のほうで売ってくれないかなあ。。」と書いたら、fさんが覚えててくれて早速お土産でいただいてしまいました。。
愛用の布製パンウォーマーで温めたら、ふっかふっかでおいしかった~。
ベットラのは表面のカリっとしたとこと、このふわ~のバランス、そしてオリーブオイル&塩加減が最高なのです。
家でも食べられるなんてすごく嬉しい~^^
どうもありがとう!!




スポンサーサイト




| home |