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奈良へ逃避行というかリフレッシュ旅1
久々です。

まずは。東日本大震災でお亡くなりになられた方、
そして家族も家もみんな流されて被災者となってしまわれた全ての皆さまに、
心よりご哀悼の意と、お見舞いを申し上げます。

3月11日あの大地震が起きて、そのあと14、15日だかに、
福島原発で爆発が起こって放射能が撒き散らされました。
私はまず、「ありえない」と思いました。
何故って、原発はニ重三重どころか、その予備の予備の予備・・くらい安全対策が取られていて、
このくらいの地震で原発から放射能が漏れ出すことなど、想像もしてませんでした。
このくらいというのは、もちろん最大級のマグニチュードで想定外の津波がきたわけですから、
普通の民家はひとたまりもないのはわかります、どうしようもないです。。
でも原発ですよ。普通の建物と一緒にしてもらっては困ります。
想定以上の場合を考え作ってると普通思いますよね。
しかも、後から聞いたら津波の前にすでに電源が失われて冷却機能がだめになってたらしいし。
しかも、1機だけじゃなく全てトラブルに見舞われるって、一体どんな安全対策を??
と、素人でもはあ?と思うようなこと続出だったので、これはこの程度ではすまないのではという
かなり緊迫した精神状態になって、ほんとに生まれて初めて命の危機というものを感じました。

で、あの爆発から1週間が山場だと思ったので(全然甘かったですね)
ちょうど3連休もあるし、ちょっと離れたほうが良さそうだと、
迷って迷って前日に奈良に行くことに決めました。
叔母が長いこと住んでて、母としょっちゅう遊びに行ってたのですが・・
母が亡くなってから10年、全然行けなくて、なんだか降ってわいたような機会でした。


そして奈良に行ったらまず、いの一番に行くべき場所。
「大神神社」こと、三輪さんです。

政府より、電力不足で大規模停電が起きるかもしれないから早く帰れ!とお達しが出た日、
ほとんどの店が早仕舞いして閑散とした東京駅周辺で数時間時間をつぶし、
22:50の高速バスに乗って、翌日早朝7時前に奈良に着きました。
(ぐっすり寝れたし良かったーと思ったら思い切り両尻に青タン作ってました^^;
一番安いバスは片道5000円でかなりお得ですが、若者以外はもう少しグレードUPしたほうがいいっすね汗)
約10年ぶりに会った叔母は、相変わらずおしゃべりで明るくてお節介焼きで優しくて
ほっとしました。
てか地震からずっと非日常というかふわふわと意識が定まらず、体はこちこちに緊張してたので、
普通の暮らしってこんなにいいもんだったのかと思いましたよ。まじで。

で、とりあえず叔母の家に荷物置いて、シャワー浴びて、
三輪さんにご挨拶しに行きました。

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JR奈良駅から、万葉まほろば線・・昔は桜井線だったんだけど、
それに乗って三輪駅まで行きます。相変わらず本数少ないし、車両も3、4両程度で^^;
あまり変わってませんでした。
しかし和むんですよーこの路線、駅名も素敵だし、窓の外はほんと万葉のかほりたっぷりでございます。。


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JR奈良駅でせんと君発見!!

お坊さんの頭に鹿の角つけるとはーーーなんたる○涜っ。
と関連団体からは猛烈にクレームがついたそうな・・・
まあ、確かに。奈良らしい騒動ですな笑。


三輪駅で降りて、小さな商店街を抜けて参道入り口まで5分とかからず。
三輪そうめん、柿の葉すしが置いてある食堂など10年、いや20年前と変わってないのかも。。

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あああ・・涙。やっと来れました。
母が亡くなって10年。長かったようなあっという間だったような。
私はこの10年なにをしてたんだろう。
そして、未曾有の大震災があって・・怖くて・・一人でいるのがつらくて
いろんなことを考えて、で、やっぱりここに来た。
そんなたくさんのとりとめのない想いを胸に、この山門を眺めました。

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三輪さんのなかでも、1、2を争うほど好きなのが、参道です。
ここを歩いていると、大きくて温かでとても清浄な気に包まれて、
だんだんと自分の中心が静かになっていくのを感じます。
そして、不安とか孤独だとかがすっと消えて、
本来人間の魂は、こんな風に自己完結しているのだと、感じます。
本当は毎日の生活の中で、数分でもそれを感じられれば一番いいんでしょうけど、
なかなか出来ないですね。。人間の弱い部分が色んなことに流されてしまう。


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この社の後ろが、御神体である三輪山です。
私はキリスト、仏教徒でもなく特に信仰は持っていないけど、
自然物崇拝をする原始信仰、は何故かしっくりきます。


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巳の神杉。
この根元に白蛇が住むといういわれがあり、卵やお酒がお供えしてあるのですが、、
私は一度も見たことがない。一度くらい拝見したいものです。

全てを見渡せる場所に腰を下ろして、しばしこの清浄な空気=気を堪能したあとは
(ツイッターもしたけど笑)
今日こそは。と心に決めていた御山参りへ。

大神神社のわきを抜けて、山のほうへと歩いていくと、

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坂の途中、少彦名命を祀る磐座(いわくら)神社がありました。

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少彦名命は、大物主大神と協力して国土を開拓し、あらゆる生産方面の開発に努められたとのこと。
国の一大事の今、これは国を興した元の神様になんとかお願いを・・としずしずとお参りしようと思ったら
先にいらっしゃったおじさまが、ものすごい勢いで念仏(お経?)を唱えていて、
なんだかそれがとても有難い感じだったので笑、便乗して隣で手を合わせてきました。



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もう少しあがって行くと、
今度は左手に小さな池があり、そばに記念碑がありました。
私が大神神社に行くようになったきっかけが、20代の時に読んで衝撃を受けた
三島由紀夫の『豊穣の海』からだったんですが(2巻目の『奔馬』に大神神社が出てきます)
実は下の神社止まりで、今まで一度もここまで登ってこなかったのでした、あちゃー^^;;
で、三輪さん好き友・Mさんに言われて知って初めてまいりました。(ありがとね♪)

しかし、清明って・・三島由紀夫の一部分を端的に表した言葉だなーーとしみじみ。
ってご本人の書ですが笑。
そして『奔馬』の事前取材ためここを訪れた際、
三島由紀夫について本も書かれている(他は読んだことない)ドナルド・キーン氏と一緒に来ていたとは!
これは初耳でした。


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そして、もう少しあがった先に見えてくるのが狭井神社。
社務所にて、住所氏名などを書き注意事項を聞き300円を納めて、入山登拝の許可をいただきます。
参拝証の鈴のついた白いたすきをかけて(その前に自分を自分自身でお祓いします)
いざ、山頂へ!!

てか、この時はなんとか途中まで行って下りようと思ってました・・・
めちゃ登山だから!とMさんから脅されてたし笑、
社務所でも往復2時間と聞いて、びびってました、はい。

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御神体である三輪山への玄関。
リサイズしてるのでわかりづらいけど、もう一枚撮った写真も、
地面に近いあたりがもや~~っと白っぽく霞んでるのです。不思議です。
(不思議といえば電池切れ寸前だったデジカメも大神神社の鳥居くぐったら、ひとメモリ増えたのですよ、
ほんまです。ずっとじゃなくて場所によってですが)

で、登り初めてすぐ、これはガチ登山・・と気づきました。
急だし、足元でこぼこだし(少し整備されてるとこもある)
杖をテコにしてなるだけ足腰に負担がないよう登っていきましたが、それでも結構きつい。。
15分くらいで、滝修行のための小さな小屋が見えてきます。
ここすばらしかった。(いつか打たれてみたい・・滝・・)
撮影等はもちろん禁止なのだけど、安全のためなのか、上のほうにいっても携帯の電波だけは
十分に入るようになってました。
※撮影以外、飲食・喫煙、葉っぱ一枚持ち帰ることも厳禁です
途中、下山の方数人とすれ違った以外は、山の中にたった一人。
自分の息づかいと、たまに木が割れるような音、風の音、鳥の声。するのはそんなもんです。
最初は怖かったけど、だんだん気持ちがよくなってきました。
ツイートしながら、休み休み歩いて、もう少しもう少しと思ってたら1時間弱で頂上の高宮神社に着きました。

ここであらためて、参拝。
(自分も含めて)愚かな過ちを犯してしまう人間だけど、
どうかあなた方の子供である我々をお守りくださいと、そんなことをお祈りしました。
この国の祖である神々が下りてきて会議をしたとされる、大きな岩もあり、
空に近いせいもあって、ちょっとした異空間。
がんばって登ってきて正解でした。

帰りは17時までに下山しなければいけないので、下りることだけに専念し40分ほどでした。
ふくらはぎ、パンパン!


そういやお昼も食べそこねてた!と気づき、
大神神社の鳥居出て右に曲がったすぐの、茶屋みたいな店に飛び込みました。

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やっぱ柿の葉すし食べなきゃね~。
好きなんですこれ。奈良の人は(いつでもどこでもあるので)あまり食べないようですが・・

地震でへとへとになってた一週間、
ここへきてやっと生き返りました。

(続)
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