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スペシャル・ドン・キホーテ@アメリカン・バレエ・シアター(ABT)
1107ABT.jpg


アメリカン・バレエ・シアター(ABT)『スペシャル・ドン・キホーテ』
を観てきました。

今年の初めにチケットを取って、7月まで長いな~なんて思ってたんですが、
震災があって、日常でありながら非日常のような日々が過ぎていき、
あれよあれよという間にその日がやってきました。

今回はコレーラが来るというので、なんとしても魂席を笑。
ということで、いつもお世話になってるバレエマダムに懇願して、
(だって、会社員が10時きっかりにPCの前に張り付くなんてなかなか・・)
とにかく前から5列以内の席があったらお願いしまする~と。
そしたらなんと、2列目センターを取ってくださいました。
うう泣・・こんないい席生まれて初めてですっっ
(あ、高校の時に同級生にアルフィーのファンがいて、その子が松戸市民会館の一列目を
全席占拠したので、便乗したことがあったわ笑)

で、もちろんお目当てはコレーラなんですが、
シムキンも一度はこの目で観ておかなくてはと思ってたので、
幕ごとにダンサーが変わるスペシャルを選びました。

アメリカン・バレエ・シアターは、
1999年『海賊』(ロス公演)DVDが初見なので、
今回のメンバーのうち1/3は、すでにその頃の踊りを観ています。
約10年後の彼らを生で観てどう感じるかも楽しみでした。

(鑑賞から時間経ってしまったので、覚えてるとこだけ↓)


パロマ・ヘレーラ (第1幕)
ホセ・マニュエル・カレーニョ(第1幕)


ヘレーラは、海賊で観た感じとそんなに変わらない・・かな。
甲がすんごく出てて足が強そう、というのも同じ。
ピルエットの時の上半身(腕の持っていきかた)があまり好きじゃないのも同じ笑。

ホセ・カレーニョは今期で引退のダンサーです。
初見だけど、ドン・キは彼の得意とする作品のようなので期待してました。
ラテン系のちょっと女たらし的な顔だちなので、そういう感じのバジルになるのかな笑
と思ったら、意外に繊細に丁寧に踊る人だったのでびっくりしました。
オペラグラスでドアップの顔を見たら、笑った時の目がとっても優しいのも
へえええ。。と思いましたです。
兵庫でのラストステージは、目が肥えてるバレエファンの方々が絶賛されていたし、
見た目の印象と違って、ノーブルな踊りをするダンサーなんだろうな。

第1幕はたぶん主役2人が一番たくさん踊るパートなんだと思うけど、
それでも物足りない。。もう少し観たかった!


シオマラ・レイエス(第2幕)
アンヘル・コレーラ(第2幕)


2幕は、私が大好きな「ロマの野営地」があるので楽しみ~~^^^^
と思ったら、

へ??ないの?なんで??

めちゃめちゃびっくりしました笑。
カットされたのかしら、うそ、2幕この場面観なかったらどこ観るのよ?!
ただでさえ主役2人のパートが少ないのに!ひええ
いかんっ。
心を落ち着けて、コレーラを観なくては!

コレーラ、10年前と比べてちょっと・・貫禄ついたですかね汗。
あの時は、奴隷の役だったしほんとに絞り抜いたシャープな体だったもんなあ。
でも体の中からパワーをみなぎらせる情熱的な踊りは変わってなかった。
コレーラの踊りを観ると、自分の熱い部分がとても刺激される。
ざわざわっと総毛立つ感じ・・

そういう意味では
ルグリ様もそうなんだけど、ルグリの場合はどちらかというと喜びとか幸福感が
ひたひたと押し寄せてくる感じ・・
まあ作品の役にもよるんでしょうけど。不思議です。
好きなダンサーでも個性によって訴えてくるものが違うんですね。

そしてシオマラ・レイエス。いいっ!
小柄なんだけど、存在感すごいし
(踊りに個性があって、さらにそれを伝える能力もあるってことよね)
愛嬌のある顔もキュートで、私はこういう雰囲気の人好き♪
なのにあまり子供っぽくもならず、ちゃんと実存している女の人(キトリ)に見えました。
踊りもきっちり止まるところはピタっと止まるし、雑じゃないし、綺麗です。
なのに、小柄だからか、バジルの腕に体ごと飛び込んでいくシーンでは、
バジルが取り損ねたら、客席まで飛んでいくんじゃないかというほどのパワー笑。
あとで、いったい歳いくつ?と調べたら30後半・・おそるべしキューバ娘!

レイエスはダンサーとして奥行きが深そうなので、またどこかで観たいです。


加治屋 百合子  (第3幕)
ダニール・シムキン(第3幕)


やっと観れます、シムキン君♪

ここのパートも、主役が踊るのは計10分くらい?なものなので、
一挙手一動見逃すまい、と必死でしたー。

噂とおり、空中の滞空時間はめちゃ長いです・・
本人も分かっていて、ピルエットのあとはゆっくりためて降りてきたり。
男子の王道技、アントゥールナン(だっけ?)なんて前に進むというよりは、
ほどんど真上に跳んでましたね。
若いこともあって、身体能力にはただただ目を見張るばかりだけど、
でもそれだけじゃ、だから?ってことになりますわな。
なんで、シムキン君がいいのかというと、
プラス、しなやかさだったりエレガントさだったりなんでしょうね。
ダンサーは、まさにこの人の踊り!ってことがはっきり分かる個性がある人が好きです。
そういう意味でも、確かに目を惹くものを持ってると思いました。

でも同時に。
なにこれ?めっさ王子!根っから王子!(笑)じゃん。
その若さでこのこなれた立ち振る舞いって?
とか思って、心の中でかなり爆笑状態^^;

バレエ学校に行かなかったって話は有名ですが、
彼にバレエを教えたご両親はともにバレエの舞台人らしいので、
小さい頃から、舞台に立つとはどういうことか。をしっかり身につけてきたんでしょうね~。
ただ女性をリフトしたり、だとか、芸術家としての表現力はまだまだと思うので、
(今から完成されててもね、なんだし)
そのへんを今後楽しみにしておりますです。


加治屋さんは、まあ期待以上でも以下でもなく。
シムキンに合うパートナー、というと彼女になるのかなあ。
背丈とかもろもろ。。

(NHKプレミアムシアターでの全幕放送(7月23日公演)を録画していただいたので、
このペアはあたらめて、じっくりと、鑑賞します)


そして!
この時期の、この日本に!
ほとんど欠けることないメンバーで来てくださったABTのダンサーには本当に感謝です。
どうしても沈みがちになったり、ためいきついたりしてしまう中で、
こんなにも楽しく心ときめく舞台を観られる幸せ、しみじみ感じました。
バレエが大好きだと心から思います。

ありがとう。

アメリカン・バレエ・シアター(ABT)『スペシャル・ドン・キホーテ』
2011年7月22日(金) 18:30~21:00

原振付 : マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴールスキー
振付改訂 : ケヴィン・マッケンジー、スーザン・ジョーンズ
音楽 : ルードヴィヒ・ミンクス
編曲 : ジャック・エヴァリー
原作 : ミゲル・デ・セルバンテス
セット・衣裳 : サント・ロクァスト
照明 : ナターシャ・カッツ
指揮 : チャールズ・バーカー
管弦楽 : 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

ドン・キホーテ : ヴィクター・バービー
サンチョ・パンサ〔ドン・キホーテの従者〕 : アロン・スコット

キトリ :
パロマ・ヘレーラ (第1幕)
シオマラ・レイエス(第2幕)
加治屋 百合子  (第3幕)

バジル〔理髪師、キトリの恋人〕 :
ホセ・マニュエル・カレーニョ(第1幕)
アンヘル・コレーラ(第2幕)
ダニール・シムキン(第3幕)

ガマーシュ〔裕福な貴族〕 : クレイグ・サルステイン
ロレンツォ〔キトリの父〕 : アイザック・スタッパス
メルセデス〔踊り子〕 : ヴェロニカ・パールト
エスパーダ〔闘牛士) : コリー・スターンズ
花売り娘 : マリア・リチェット、ミスティ・コープランド
ジプシーのカップル : シモーン・メスマー、ジョセフ・フィリップス
森の精の女王 : ヴェロニカ・パールト
キューピッド : サラ・レイン
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