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英雄ポロネーズ
先日ふと本屋で見つけたこの本。

ロマン派の交響曲~『未完成』から『悲愴』まで (講談社現代新書)

**ロマン派の交響曲~『未完成』から『悲愴』まで
著者: 金聖響、玉木正之

バレエの影響で、チャイコフスキーってどんな人?チャイコフスキーの音楽って?と思ってたとこだったのと、
クラシック音楽に興味がある人が、これを読んで聴いてみたい!!と思ってくれたら・・
と書いてあったので思わず購入。

で、結論から言うととても面白かった。
初心者向け?といっても、専門用語の嵐だし(ってそれ以外に語りようがないけど^^;)、
アダージョがゆっくり程度は分かるけど、まあほとんど初めてに近い単語ばかり。
なんで飛ばし読みも無意識にしてると思うけど、今の自分のレベルなりに理解できたつもり。
というのも、指揮者の金聖響さんの語り口がとても分かりやすくて、
クラシックのことを教えてやろうみたいな上から目線なとこも全くなく。
言葉がすっと入ってくるのと同時に、たまに(なんでやねん!みたいな)関西弁がでたりするのが面白い笑。
いちおう、評論家の玉木正之氏との共作となってるようですが、ほとんど金さんの独断場みたいな感じです。

はっとしたり、なるほどーと思った箇所はいろいろいっぱいあったのですが、
私が一番印象に残ったのは、
“(初めて)クラシックを聴いて、つまらない、退屈だった”と思った人は、
ほとんどその演奏がつまらない、退屈だったと思ってよい。
みたいな話。(ここだけを書いてしまうと高飛車ぽいですが、そんなことないです)
というのも、指揮者とかオーケストラによってそんなに天と地ほどの差があるとはあまり思ってなかったんです。
確かにカラヤンとか、特定の指揮者にすごい思い入れを持ってる人も知ってるけど、
あの棒を振ってる人の何が、どこが、そんなスゴイのだろう・・というのも以前からの素朴な疑問でした。
いやーでも知らないというのは怖いですねー。
この本を読んで、よーくわかりました。今まで本当にすみませんでした笑。。
“作曲家が設計者としたら、指揮者は現場監督”か・・なるほど~~~。
(クラシック通の方の苦笑が聞こえてきそうです笑)

それと、本に書かれている第1章シューベルトから第6章チャイコフスキーは、
ほんと誰もが一度はその音楽を聴いたことがある、というような大作曲家で、
後世にここまで名が残るのですから、ほとんどが天才といっていいですよね。
そんな天才達の人間らしさや意外な素顔、
逆に音楽の神に見初められその特別な才能をもって生きるしかない人間の激しい性・・というのか
そんなことを少しでも知ることが出来て、金さんの読み通り笑、機会があれば色々聴いてみたくなりました。
このちょっと身近に感じる、といった感覚が、初心者にはまずいいのかもしれませんね。
(金さんは、生が一番!ライブにおいでくださいというのだけど・・^^;)

で、偶然sさんにこの話をしたら、前作を持ってるとのことで、
ベートーヴェンの交響曲
もお借りして一気に読んでしまいました。
こちらはまるまるベートーヴェンについてですから、内容が濃かったです(ベートーヴェンだし)笑。

・・・という一件があり、
同じ曲でも演奏者(指揮者がいる場合は指揮者)によってそんなに違うのか。。
ということを学習した私は、早速Youtubeで聴き比べてみることにしました。
(またまたYoutubeありがとう!!です笑)

曲は『英雄ポロネーズ』こと、
ショパン作曲「ポロネーズ第6番変イ長調Op.53」(いきなりトビます笑。。)

今回読んだ本は交響曲についてなんですけど汗、
実は(バレエ音楽を除いて)、どちらかというとピアノのほうが・・というかピアノ曲が好きなのです。
これは有名すぎるほど有名ですけど、、ピアノ曲の中で1、2を争うほど好き!
そこでわたくし、すごいものを観てしまいました。

【Horowitz plays Chopin Polonaise Op. 53 in A flat major】
「私が聴きたかった英雄ポロネーズ」は、これです。まさしく。
なんと言葉にしていいか分からない。というか言葉にする必要がない・・
ただただ自然に、目から涙が溢れてきました。。

Youtubeに上がっているいくつかの演奏、気になるものを観てみましたが、
本当に金さんの言うとおり、同じ曲でも演奏者(もちろん素人さんは除いて笑)によって全然違いました。
考えれば当たり前のことなのに、なんとなく背中を押されてよくみてみれば、そういうことだったのか。という。
こんな時、まだまだ人生素敵なことワクワクすることがいっぱいある!と思い嬉しくなります。
ちなみにこちらの演奏の方は、1音1音をちゃんと響かせるように意識して弾いてる感じで、音も弾むような明るさがあります。
ただもちろんテクニックも素晴らしいのですが、ホロヴィッツのように、ぐわっと湧きあがってくるものがないんですよね。
(好みの問題もあると思いますが)

ウラディミール・ホロヴィッツ
名前はなんとなくどこかで聞いたことがあったのかも。
20世紀を代表する、ピアニスト。だそうです。

最高にいいものを観ました。



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comment

お久しぶりです。
実は私も・・・・「指揮者によって全く違って聴こえるということは、楽譜を忠実に演奏していないということでは?」と、おバカな発言をしたことがありまして。
いまだに、あまり理解できていませんが、確かに違って聴こえますね。
というか、今まで「違うらしい」とはきいていたけど、聴き比べたことがありませんでした。
ほんとYoutubeありがとう、ですね。

この本今手元にあります!先日TVで拝見して以来指揮者の金さんが気になっていたところなんですよ。まだ読んでないのですが、生徒に出す前に先に読もうと思ってます(笑)
以前ショスタコ5番を聞いて指揮者によって全然違うのにびっくりしたことがあります。その時は「それでいいのか?」と思ったけど(笑)。
バレエのオケはダンサーに合わせるから指揮者は重要ですが、普通の演奏の場合、指揮者の重要性ってあんまりわかっていたかったんです。要所要所合わせるのは必要だけど、それ以外は楽譜どおりなわけだし。
でも以前全くの素人が指揮棒をふるという実験(?)があって、それは悲惨なものでした(笑)。やっぱり現場監督は重要なんですね~。
ピアノ曲いいですよね!私はチャイコもだけどショパンも大好きで、ピアノ協奏曲が大好きです。あ、昨日バッハ聴いてたらやっぱりバッハもいいな~と思ったんですが(笑)
そろそろ生で聴きたいな~。

みいこさんもいよいよこちらの世界に足を踏み入れましたね~。うふふー
ホロヴィッツあたりだとけっこう映像が残ってるのでいいですよね。
晩年、カーネギーホールで弾いた「ラフマニノフ3番」は圧巻でした。
なんかもう、気迫とか信念とか、そういうものまでパソコンの画面から伝わって来ましたよ。
あとはマルタ・アルゲリッチもぜひ聴いて欲しい!!
とはいえピアニストはあまり詳しくないのですが、指揮者によって色が出やすい演目とそうでもないかな、ってのがあると思います。
もっちさんが上で書かれたようにショスタコ5番なんて、テンポも何もかもオリジナリティ満載!って曲ですしね。
まずはベト7で聴き比べを。
カラヤンとムーティは一見正反対そうですが、意外に共通点もあったりするのです。
そういうのがわかってくるとハマりますよ、クラシックは。

バレエはしないけどチャイコフスキーの音楽から一時期クラシックにはまりました。
前はピアノ曲は好きでなかったけどピアノ曲もいいな~と思うことも。
カラヤンも有名だからとCD買ったけど、よくわからなかった…。

>すまさん
おひさです~♪
そうそうなんかさー、クラシックっておバカな発言しちゃいけないような空気ありますよね笑。
でこの本で知ったのですが、作曲者によってはここは長くとか短くとかいう指示を細かく書いていない場合もあるとか。。
しかも人間の鼓動と同じ速度でと書かれたとしても、人によって脈の速さも違いますもんね笑。。
まだ頭でふむふむと学習しただけなので、聴いてみたいなという曲を実際聴き比べてみるとさらに面白いかもしれませんね!
Youtubeのおかげで買う前にだいだい好みかどうかの道筋はつきますし^^
(まじでYoutube万歳ですよ!)
>もっちさん
しょ・・ショスタコ5番?!とはなんぞや笑?
と思ってググったら出てきました。ショスタコで通じるんですねー、でもなんか言葉の響きがおもしろい笑。
しかし残念ながら私この曲は聴いたことがないかも。。(超有名らしいですね汗)
>要所要所合わせる
私もそんな感じかと思ってました笑。ってのは冗談ですが、
まず演奏する前に楽譜に書かれていることを、しかも作曲者の意図通りに把握する作業から始まってるんですよねー。
演奏では大汗かいて一生懸命振ってる姿も以前なら、なんか大変そうだなーくらいだったのですが、この本読んで一番見方が変わったのは指揮者に対してかもしれません笑。
でピアノ曲いいっすよね!!
私生ピアノのレッスンなんか受けたら、踊ることよりピアノに聞き惚れてしまいそうだな^^
>さちえ先生
なにをおっしゃいますか~!まだ足を踏み入れてませんてば笑!
さちえさんみたく幅広く聴くということは私多分ないだろうなあ・・性格的に^^;
好きだと思ったらそればっかになる気が笑。
ホロヴィッツはもっと聴きたいです!!
そうそう、ラフマニノフを敬愛していたというのを先日どこかで読みました。
3番ですね!早速Youtubeだ笑!
カーネギーホールでの演奏も聴きたいというか、映像が見たいです。
晩年のコンサートのDVDはあるようなんですが・・。
>マルタ・アルゲリッチ
観ました!!(Op.53)女の人なのに豪快で・・よかったです^^
ベト7は、金さんの解説も面白かったしね。とっかかりとしてはやっぱりここからですかね。
(全部聴くとなると、相当長そうだし笑)
>ひまわり2さん
チャイコフスキーはやっぱりいいですよねーーー♪
昔はふわふわと軽いだけ(だけってこともないけどイメージで)かと思ってたけど、
バレエをやるようになって、良さを再認識しました。
カラヤンは、知り合いにものすごいカラヤン好きというか研究者みたいなお方がおりまして、その方の影響で私も1枚だけCDを買いましたが、、
でもその中の自分の好きな曲しか聴いてません笑。うーん・・ぱっとは分かんないですよねーきっと。
指揮者は振ってる姿も魅力のうちかなとも思うので、最初はCDじゃなくて映像から入るのも一つかもしれませんね。。(と最近思った)

「英雄ボロネーズ」と聞いて、「ポ」だったっけ?「ボ」かな?とはっきりしない自分が恥ずかしいです。
そして、このタイトルを聞いてドラマの「赤いシリーズ」を思い出してしまう自分も恥ずかしい2.笑

>yuricoさん
恥ずかしくないですっ!!
なぜなら・・私も同じくーー。だから笑。
(自分を擁護してるともいうか^^;)
だってボロネーズ好きからすると、ついボロネーズって言ってしまいたくなるもんですよ!(おいしいよね笑)
ちなみに、yuricoさんのおっしゃるとおり、
私が初めてこの曲を聴いたのは、そう赤いシリーズです♪♪
だってこのシリーズは昭和の名作ですよね!!・・って主点が逸れてる?笑。
毎回涙はしてましたが、ドラマよりも実は一番心震えたのがこの曲でした。
クラシックってなんかお馬鹿発言しづらくて、、大きな声じゃ言えませんでしたが、やっぱりyuricoさんにはばれてしまいしたね汗。
でも思い出を共有できて嬉しいわ^^

「英雄ポロネーズ」
私も水谷豊さんのドラマ?を思い出して
しまうというオバカさんですみませーん。(><)
NHKBSの筧さんの「名曲探偵アマデウス」で
勉強ですっ(笑)>ひーーっ。

>mint2さん
あーそうでしたねー!これだけは百恵ちゃん主演じゃなかったんだ~。。>水谷豊さん
(あ、でも水谷さんは相棒というドラマでもこの曲をお弾きになられたそうなので、そっちかな)
私ももう色んな赤いシリーズがごっちゃになっていて。。
毎週「うさぎ~!!(百恵ちゃんのこと)」と叫んでた(宇津井健じゃない)お父さんの顔が妙に浮かんだり笑。
違う違うあれは陸上選手の話だった・・とか。
って赤いシリーズ全然観てなかったらすみません^^;
>筧さんの「名曲探偵アマデウス」
へ~そんな番組があるのですかー。
面白そうだけど、第三舞台の頃のイメージが強すぎて笑、筧さんとクラシックって想像しづらいなあ。。
あ、でも筧さんとアマデウス(=モーツァルト)っていうのは別の意味でどんぴしゃかも笑!

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