スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

銀座で、ごはんと名和晃平「L_B_S」展
ただいま銀座のエルメスギャラリーにて開催中の
**『名和晃平 「L_B_S」展
お誘いいただかなったら多分観てなかったかも、な作品展ですが、
行ってみたらよかったので、ちょっと感想など。

まず、エルメスビル。
銀座に行けば幾度となく前を通ることになりますが、
あの独特な造りですから中はどうなっているのか、外からはよく分かりません。
買えもしないのにひやかしで覗くのもなんだし、、ということで、初潜入です♪
入ったとたん、いい匂いがしました。
香りというのは本人がいい香りと思っても、他人にとっては??というような強烈なものもありますが、
エルメスのは、恐らく誰が嗅いでも不快を感じないような・・
えっとあれです、本物の金持ちがまとうさりげなく品のいい香り。
自己主張は強くなくすぐに忘れてしまうんだけど、のちにどこかで嗅いだときには記憶がふっと蘇るような香り。
ここからもう、うっとりモードに移行。
(中国人とおぼしき客が、中国語でなにやらまくしたててたのは。。見なかったことにします笑)
2、3人乗ればいっぱいという極端に小さいエレベーターにて、8階まで。
銀座という(狭い)土地柄もあると思いますが、、
この箱でさえ、知らない他人同士を大量に詰め込む空間、というものをあらためて知らしめるかのようで、
わたくし、なんだかまたちょっと感動。
そう、確かにエルメスなんだから大きなエレベーターなど全く必要ありませんよね。。
普通であれば“あと1人乗れそう”という隙間に無理やり入ったりしそうですど、
所変わればじゃないけど、“次でいいじゃない”と思う気持ちになるのが不思議。
なるほどエレガンスとは、こういうところから培われるのか・・・。(なんてね)

会場まで上がって行くと、
銀座の喧騒などみじんも感じないような、静けさ。
天井がめちゃくちゃ高いのと、ガラスブロックを通して差込む太陽光が優しく、とても気持ちのいい空間です。

そこに、水晶を含む大小の透明な玉に覆われたシカ(エルクという鹿の仲間だそうで、中はモノホン)
が、でーんと鎮座しておりまして。(立ってるので、座じゃないか^^;)
キラキラと照明の具合によって、その様を変えていくあたりとか非常にゴージャスかつ神秘的でよかったんですけど、
(毛がこげ茶なので、暗くなって照明の光を受けると全身がほんのりゴールドになって一層素敵でした)
私が一番目を奪われたのは、そうまさしく「目」(笑)。
残念ながら片方は見つけられなかったのですが、
大きな水晶を覗くとその奥に、左側の目がありました。
水晶の透明な冷たい輝きはアラスカの大地の厚い氷で、
(あ、アラスカが一年中凍っているわけがないとは思いますが、あくまでもイメージで)
その目は氷の下で永遠に眠り続ける、野生そのもののような。
ただ普通に剥製を見ただけでは、その目から何かを感じることはなかったかもしれません。
こちらが覗き込んだ時にはじめて立ち現れるその目。
ドラマなどで、人が亡くなった時にご臨終ですと言って医者が瞼をそっと下ろす場面がありますが、
この鹿は、もちろん瞼を下ろしてくれる者など誰もいなかったはずで、
生き物というのは、最後までこの美しい世界を見ようとするものなのかと、
なんだか、せつないようないとおしいような気持ちになりました。
もちろん、自然はそのままでも立派なアートとだと思いますが、
こうしてなんらかの意図を加えることによって、また違った世界が生まれるところが素晴らしいですよね。
(作者の想いと観る側の想いが全く違ったりしても、それはそれで笑)

お隣は、元々あった物体に、真っ白な・・なんとかいう樹脂を吹き付けた作品。
ぱっと見て、(ミッキーマウスや、湯船に浮かべるアヒルとか笑、バナナとか)すぐ分かるものもあれば、
うーーん、ナンダナンダ??とつい子供のように夢中で考えてしまうようなものもありました。
これも人それぞれの感があると思いますが、
私は、スティーブン・キングが自ら監督した「シャイニング」の、とある場面を思い浮かべてしまいました。
(何故そんなに印象的かというと、その画面からいきなりキングお得意のB級になる落差がすごい笑)

別の部屋に移動すると、
床に2つの箱が並んで置いてあります。
これは箱の中にシリコン樹脂を流し、無数の穴の下から空気送ると表面がぽこぽこと泡が立ったように見える、
というもの。なかなか面白かったです。
というのも、じっと見ているとその神経に直接作用してきそうなそのぽこぽこもよかったんですが、
(耳をすますと、泡の継ぎ目継ぎ目でちゃんと“ぽこ”って音がするのです!)
何故2つのパターンを用意したのかなと考えた時に、
一つ目の「一列づつきちんと縦横に並んでいる形」のほうは、なんとなく生命の(何か無からの)誕生のようで、
「ランダムな(というか斜め?)に並んでいる形」のは、単純に水玉模様のような可愛いものに見えるのです。
なんで、生命というのはランダムではなくて本当はこんな風に秩序立ったものなのかな・・
などとぼんやり思いました。

現代アートはとっつきにくいというか、分からないものが多いと思ってましたが、
(他が分かる、という意味ではありません^^;)
名和晃平さんの作品は、なんとなく肌にしっくりくるような感じで面白かったです。
でもこの日は、sさんという素晴らしい指南役がいたので、きっとこんなに楽しめたのだろうな。
(初めての)素敵なお二人にもお会いできたし^^(ってちょい私信)ありがとうございました♪

美術鑑賞の後は、泰明小学校近くのポルトガル料理の店で会食。
(銀座ごはんといいつつ、写真は撮らずじまい。。汗)
食事のあとは、オーバカナルが満席だったため帝国ホテルのティーラウンジへ移動です。

090719_teikoku[1]

(お茶だけにしときゃいいものを・・・・)頼まずにいられなかった『チョコレートサンデー』
だってホテルラウンジなんて久々だし~^^;
しかし、意外に普通であった笑。しかも見た目どーりにすごく甘かった。
で、ここで知ったのだけど帝国ホテルとハレクラニって提携したそうですね。
その関係でハレクラニレシピのデザートもあり、その中でもめちゃうまらしいココナッツケーキを、
喜びいさんで頼んだ○さん(いちおう伏字で笑)でしたが、
品切れと聞いてガク~~っと思い切りうなだれてた姿が妙に可愛いかった笑。

ああ~~楽しかった。
(またよろしくお願いいたします♪>皆さま)


<< 暑中お見舞い申し上げます | home | スパムコメントがやってきて、いなくなった >>

comment

お疲れさまでした~~
名和さん、気に入っていただけて良かったです。
懸案の「行き当たりばったり問題」ですが、やはり計算し尽くされたものだったようです。
そりゃそうだよね。
詳しくはとってもタイムリーなo嬢の記事を読んでね。
オペラシティの鴻池さん個展もよろしくね!
ココナツケーキ品切れには思わず「えぇっ!」と声が出てしまいました。
ハワイでリベンジして来ます!

>さちえさん
先日はほんとありがとうございました♪
名和さん、私もあれから色々検索してみたりなんかして。。笑
どちらかというと理論派な感じの方なんですかね。逆に行き当たりばったりで、あそこまで違和感のない配置にできたら、それこそすごいかも・・。
(私も以前、家の壁に貝を貼り付けた時に行き当たりばったりでやったら、すごく難しかったので。最初はいいんだけど、だんだん崩れてくるの笑!)
鴻池さん個展も、オオカミ見たら行きたくなったけど、、初台がなー。うむむ
>「えぇっ!」と声が
わはは~そうそうすごい自然な反応でしたよ^^ほんとに食べたかったんだなって。
でもハワイのあの気候の中で食べたほうがきっとおいしいですって・・あ~悔しいっ笑。(ワイハ行きたいですーー)

こんばんは。
先日はご一緒できて楽しかったです♪
早速のエルメスレビュー、楽しく拝見しました。
ファンとして名和さんに言及したブログはかなり読んでいるのですが、みいこさんの感想は独特で面白かったです。
泡の作品は一見無機的なのに、生命を感じるところが不思議ですよね。
話は変わりますがアンドロイド、万一買われたら是非触らせてください。

日曜は本当に楽しかったです!!
美術館って1人で行くことが多いので、ああやって作品の前でおしゃべりするって贅沢やなーと。
レストランでもカフェでもみなさんのオタクな会話(いい意味で)を幸せな気持ちで聞いていました。
またお会いできるのを楽しみにしていますー。

>ogawamaさん
こちらこそ!!ogawamaさんの知識量というのか、美術も舞台もたくさん観ていらっしゃる一種の迫力というのか・・刺激をいただいたし勉強になりました^^
で、名和さんのファンでいらしたのですね~♪
私の感想はほんとシロウト丸出しと思いますが、、そう言っていただけると嬉しいです。
でも名和さん作品はまた観たいと思わせるものがありました。
>生命を感じるところ
そうなんですよねー。鹿もだし、やっぱり多かれ少なかれ、芸術にはそういう要素があると思いますけど、そこのところがしっくりくる作家さんが好きなのかもしれません。
(ようは好みのアプローチってことかしら)
アンドロイドはあれから気になって笑、料金とかマジで調べちゃいました~^^;
でもかっこよさはアップルと比べると、全然ですね。。で、もう少ししたら、敷居も下がる(もっとスマートフォンの需要が増える)気もしないでもないので、
ちょっと機が熟すのを待ちます♪
>ayaさん
こちらこそ楽しい時間でした。ありがとうございました♪
次いつお会いできるか分からないので、つい焦ってしまった気もしますが汗(アホなこともたくさん言ったような。と後で反省。。)、
次回はもう少し落ち着いて、たくさんお話ししたいです!
>作品の前でおしゃべりするって贅沢
あ、これは私も思いました。
一人でも結構ぐるんぐるんと色んなことを考えるのですがそれはやっぱりそこ止りで、、おしゃべりすることによって普段使ってない脳が活性化される気がしました笑。
それにちゃんと意見を持っていらっしゃるお二人なので♪さらに触発があって楽しかったです^^
またぜひよろしくお願いしま~~す!

post a comment

url:
comment:
pass:
secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
 

trackback


この記事にtrackbackする(FC2ブログユーザー)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。