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ゲルギエフ指揮・ロンドン交響楽団コンサートへ
1011_Gergiev.jpg

行ってきました。
今年最後の一大イベントです。

思えば、Twitterで友人との会話中、
もしマーラーの5番をゲルギー(ワレリー・ゲルギエフ)が振ることがあるなら私絶対行く!!
と会話したことが始まり。
その時は「ま、いつか日本でそんな機会があったらよいわな」くらいだったのですが、
まさか数週間後言ったとおりの展開になるとは、夢にも思わず。しかも年内って!
ちょうどロシアガラのスペシャルチケットを買ったばかりで、
一秒程うわどうしようっと思ったけど、絶対行くと言った手前(笑)これはなんとしても行かねばなりません。
・・なんて、多分宣言してもしなくても行ったでしょうけど^^;

マーラーの5番4楽章は、映画『ベニスに死す』をなにより愛する私にとって
非常に思い入れがある曲、というよりか4楽章アダージェットはこの映画そのものですから、
くわえてゲルギーが振るとなれば、あんたこれ行かないでいつ行くの?って話です。

しかも(いちおう・・)1年間一生懸命働いてきた自分へのご褒美として♪
大好きなアダージェットを生で聴く。
なんという幸せ。

**2010年11月28日(日)文京シビックホール

シベリウス / ヴァイオリン協奏曲
指揮 ワレリー・ゲルギエフ
ヴァイオリン 諏訪内 晶子

前半は、諏訪内さんのヴァイオリン。
名前を聞いたことがある程度で、シベリウスにいたっては・・だれ?という感じでしたが笑、
でも元々ヴァイオリンの音色は好きなのでそれなりに楽しんで聴きました。
ただ初心者には曲が難解すぎて?(綺麗なんだけどどう解釈してよいやら)
ちょっと睡魔が襲ってきたりなんかして汗。
でもヴァイオリンって不思議な楽器ですよねー。
あの高音、ほんと一ミリ間違えたら背筋がぞわっとしそうなんだけど、
そのぎりぎりのところに至福の音色があるというのが、なんとも面白い。

マーラー/交響曲第5番
指揮 ワレリー・ゲルギエフ
管弦楽 ロンドン交響楽団

楽章ごとに感想を述べられるほど耳が肥えてるわけじゃないのでやめますが笑、
ゲルギーのマーラー5番は想像していたよりずっと叙情的でした。
(生ってのもあると思うけど)
私がずっと耳にしてきた映画なり、カラヤンのCDにしても、
非常にフラットで感情を表に出していない分、逆にこちらの感情を掻き立てるものがあったりしたのですが、
ゲルギーはもう少し感情を出しつつ、でも抑えるところはぐっと抑えて。
なんとなくですが、
クラシックコンサートを初めて生で観て指揮者がどういう意図を持って楽曲を指揮しているのかが
分った気がします。
(聴く前はゲルギーというと爆演かつ速い、などの固定イメージを持っていた)

で待ちに待ったアダージェット。イントロに入った瞬間涙がぽろりこぼれました。
この入りがなんともいいんですよね。
気がついたらどんな隙間にもいつの間にか入りこんでいる砂のような・・
一音一音聞き逃さないよう、全身の細胞に音を染み渡らせるような気持ちで聴きました。
てか、生ってすごいと思ったのはそんなこと思わなくても自然に染みてくるんですね。
音が生きているというか波動というのか。素晴らしかった。

私はどうしても映画の映像とリンクしてしまうのですが、

遠浅のキラキラとした波間が続くベニスの海岸。
そこに立つギリシャ彫刻のような少年の影。
少年の中に追い求めてきた真実の美を見て恋焦がれた末、
その美を前に死にゆく老人。
(老人の名はグスタフ。原作では作家だが映画では作曲家。
ヴィスコンティは明らかにマーラーを意識していると思われる)
人生は全て白昼夢で、こんな風にけだるく晴れでも曇りでもない光の中で、
静かに波間に消えていく。


なので一番注目(耳)したのは、最後の最後。
CDとかでも本当に消え入るような終り方をするのですが、
ゲルギー版は、さらにしつこく(笑)長~い長い余韻を持たせていたのが印象的でした。
(こういうのが生の醍醐味かもしれませんが)

と、ほぼ4楽章目当てでしたが、
5楽章で4楽章と似てる旋律があるのはなんでなのかな?という疑問も残り。。
しかも似てるんだけど5楽章は圧倒的に明るいんですよ。
何か意味があるんですよね、きっと。
でも1~3楽章まではあまりつながりがあるように感じられなく・・
うむ~。(まあクラシックはぱっと聴いてぱっと分るもんでもないか)

でもゲルギーをあんな近くで拝めて笑、最高でした。
マリインスキーバレエのDVDで何度も観ているとおり、
幕間に見せる、口角上げた独特のにっこりスマイル♪も健在。
頭の位置がほとんど変わらず水平にすっーーと歩く後姿も好きで・・
あの野獣な風貌(笑)と裏腹にすんごく綺麗なんです。
(指揮者って手も表情があって素敵だけど、姿勢もいいんですかね)
それもじっくり見れたので、ほんと思い残すことはなにもございません笑。

ご一緒していただいたsさん、nさん。ありがとうございました~^^


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ベニスに死す・・・

わーーーベニスに死す 好きですっ
あの映像が!! 途中で、同じところで寝てしまう部分も
あるのですが(笑) 好きだな~

で、この曲だったんですねーー
なんも知らないっ。。お恥ずかしいっ

生で好きな曲を聞けるっていいですよね~
そっかそっかーーー
つぶやくと現実になるという実例でしたねっ

私も、何かつぶやいてみよっと。笑

きゅ~ん。う、うらやましすぎる<5番。
ゲルギーは長いところは長く、短いところは短く、と
メリハリが凄く利いてる気がしました(って初心者やけど!)。
さぞかし第四楽章の終わりはねっちりと余韻を持たせたんやろうな~。

ベニスに死す、久々に観返したくなりました。
あの白い光の感じが目に浮かびますー。

先にコメントいただいたのに遅レスでごめんなさい!
>5楽章で4楽章と似てる旋律があるのはなんでなのかな?という疑問も残り
4楽章の主題部は最終楽章で何回か再現されてますね。
交響曲って「主題部」と呼ばれるよく聴くフレーズがいくつかあって、それがあちこちで顔を出す作りになってる事が多いです。
この5番は第1、2楽章を第一部、3楽章を二部、4、5楽章を三部という三部構成なので、「つながり」はちょっと感じにくいかも。
まぁでも交響曲なんてそんなもんですよ。
作曲家も色々なタイプがいるしね。
シベリウスは交響曲はけっこういいですよ。
交響詩「フィンランディア」なんか明るくてイイ!


>yuricoさん
せっかく誘っていただいた件も、、そう全てゲルギーのせいなんです!!なんて笑

で、ベニスに死すお好きでしたかそうでしたか(嬉)
スタイリッシュという点だけ観ても素晴らしい映画ですね。
ただ隅から隅まで無駄なところはないと思っている私としては笑、
同じところで寝てしまう部分。これがひじょーに気になりますっ。
んでもって、言霊ってあるんですねえやっぱり。。ゲルギーのことは一部面白おかしく言ってたりしたのですが汗、
愛情があればOKってことですね^^

>ayaさん
行ってきましたよー。
そうメリハリ!いつも家で聴いてるCDデッキがあまりにヘボなもんで、生の音に感動したってこともあるけど、
ゲルギーの第四楽章は艶がありましたね~。終わりなんてほんとayaさんに聴いていただきたかったです。
感動しながらも、ひっぱるなーっと、ほんのちょっと笑いそうになりました笑。

>さちえさん
いえいえ、いろいろありがとうございました!

>4、5楽章を三部という三部構成
ひゃ~知らなんだーー笑。
そういうことでしたか、で三部の「主題部」があの旋律ってわけですね、ふむふむ。
全く同じだったので初心者の耳にも分りやすかったってこともあり。
しかし、さちえさんの感想読んでると曲そのものプラス、
それぞれの楽器の音を聞き分けてるのがすごいと思った。
クラシック聴くのもそのくらいになったら楽しいだろうね、気長に頑張ります笑。
また機会があったらよろしくお願いします!

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